「ラブホテル」と「ビジネスホテル」の違い|セックスするならどっち?メリット・デメリットで徹底比較!

「ラブホテル」と「ビジネスホテル」の違いというと、なんとなく「ラブホテルはセックスをするところで、ビジネスホテルは出張や旅行で泊まるところ」と思っている方もいるのではないでしょうか。
「2人きりの時間をゆっくりと室内で過ごすならどっちがいいの?」「そもそもビジネスホテルでエッチしてもいいの?」
この記事ではそのような疑問や「ラブホテル」と「ビジネスホテル」の違い、パートナーと利用する際のメリット・デメリットなどについて解説します!
ビジネスホテルでセックスしても大丈夫?

なんとなく雰囲気的に「ビジネスホテルでセックスしても大丈夫なのかな?」「エッチしたらダメなんじゃないか…」と思っている人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ビジネスホテルだからといって行為を禁止されているということはなく、セックスしても大丈夫です!
でも「ラブホテル 」と「ビジネスホテル 」とでは想定して作られている用途が違うので、セックスを目的にビジネスホテルを利用すると、不便さを感じるかもしれません。
ラブホテルとビジネスホテルの違い
どちらもホテルであることには変わりありませんが、法律上ではラブホテルは「風営法によって営業しているホテル」、ビジネスホテルは「旅館業法によって営業しているホテル」になります。
大まかには以下のような違いがあります。
ラブホテルとビジネスホテルの基本的な違い
ラブホテル | ビジネスホテル | |
一般的な用途 | カップルが2人の時間を楽しむために使うことが多い | 出張や旅行で使うことが多い |
宿泊料金 | 2名分の金額 | 1名ごとの金額 |
立地 | 駅・IC近く・郊外に多い | 駅・主要都市のIC近く |
フロント | 対面式の場合もあるが、基本的に非対面式で無人の場合が多い | スタッフがいて、手続き等は対面式で行う |
予約 | 予約可能なホテルもあるが、できないことの方が多い | 予約可能 |
チェックイン後の外出 | 基本的に外出できない | 外出できる |
アメニティ | 豊富 | 必要最低限 |
連泊 | できないことの方が多い | できる |
駐車場 | 基本的に無料 | 駅近だと別料金であることの方が多い |
客室の広さ | 広いところの方が多い | 狭いところが多い |
壁の防音性 | ある(壁が厚い) | あまりない(壁が薄い) |
内装 | 凝っている | シンプル |
設備 | カラオケやゲーム、サウナなど多種多様な設備がある(ホテルによる) | 最低限の設備のみ |
バス トイレ | お風呂・トイレは別が多い/ホテルによるがバスタブが大きめ | ユニットバスが多い/バスタブが小さい |
食事 | ルームサービスのみ | レストランがついていることが多い |
セックスする場合のラブホテルとビジネスホテルの違い
ラブホテル | ビジネスホテル | |
チェックイン時 | 周囲の目を気にしてしまう | 周囲の目を気にせず堂々と入れる |
防音 | 基本的に防音対策しているのでセックス中の声や音が漏れない・気にならない | 基本的に最低限の防音対策しかなく壁が薄いので、大きな声や音を出していると音が漏れる可能性がある |
アダルトグッズ・コンドーム | ある(コンドームは基本無料で置いてある) | ない(コンドームは置いていないので持参必須) |
浴室 | お風呂が広い場合が多いので、一緒に入浴したり、マットプレイなども楽しめる | ユニットバスで最低限の広さしかないので一緒に入浴したり、お風呂でプレイするのは厳しい |
AV(アダルトビデオ) | 無料で見放題であることの方が多い | 有料の場合が多い |
ベッド | 大きくて広いベッドがある | 広くはない |
短時間の利用 | 可能。休憩やフリータイムなどの料金体系がある。 | デイユースがあるホテルもあるが、多くのホテルで短時間利用できない |
ムード | ある | ない |
ビジネスホテルでセックスするのはOKですが、ラブホテルのようにセックスすることを目的としてつくられてはいないので設備が違います。
コンドームなどを備品として置いていませんし、壁も薄いのでつい盛り上がって大きな喘ぎ声を出してしまったり激しい動きをしていると、隣の部屋や廊下にダダ漏れで苦情の電話が…なんてことにもなりかねません。
他の利用客から苦情がきてしまっては気分も台無しですし、周りに迷惑をかけてしまうのも良くありませんよね。(以後そのホテルを利用しにくくなってしまいます)
気持ちよく利用するためにも、それぞれの違いを理解した上でマナー良く利用するようにしましょう。
ラブホテル利用の良いところ・イマイチなところ
ラブホテルの良いところ

お風呂が大きい
広い浴槽があるので、2人で一緒にお風呂に入ったり、マットプレイを楽しんだり、ゆっくりくつろいだりすることができます。
ベッドが広い
2人での利用を前提としているので、少々激しく動いても落ちることはないくらいの、大きくて広いベッドがあります。
防音がしっかりしている
防音対策がしっかりしているので、よほど大きな声を出さない限り音が漏れることはありません。
部屋の内装や設備が充実している
オシャレな部屋やゴージャスな部屋、コンセプトにそった面白い部屋など、工夫を凝らした内装を楽しむことができます。
またホテルによっては、「大型テレビ」「ドラマや映画が見放題のチャンネル」「最新ゲーム機」「カラオケ」「マッサージ機」など、ビジネスホテルにはないような設備が置かれているところもあります。
サービスが豊富
ホテルによりますが、ウェルカムドリンクサービスがあったり、宿泊すると朝食が無料になったり、アメニティなどのレンタルサービスがあったりというような様々なサービスが充実しています。
また、シャンプーや化粧品などのアメニティが充実しているラブホテルもあります。
ラブホテルのイマイチなところ
自由に外出ができない
基本的に一度入ると出ることができない場合が多いので、チェックイン後に買い忘れたものがあったり、出かけたいところがあっても自由に出入りすることができません。
駅近にあることが少ない
主要駅のすぐそばにラブホテルがあることは少なく、駅から少し離れたところや郊外、IC近くなどに多いので、電車移動+徒歩での利用だと、利用できるホテルが限られてしまいます。
ビジネスホテル利用の良いところ・イマイチなところ
ビジネスホテルの良いところ

チェックイン後に自由に出入りできる
チェックイン後も自由に出入りできるので、近くで観光や食事を楽しんだり、買い忘れたものを買いに行ったりすることができます。
駅近で便利
基本的に主要駅近くや街の中心部にあることが多いので、交通の便が良いです。
宿泊料金が安い
設備やサービスなどが簡素な分、リーズナブルに宿泊することができます。
予約できる
ほぼどこのビジネスホテルも予約可能です。
ビジネスホテルのイマイチなところ
防音設備は期待できない
壁が薄いので隣の物音が聞こえることも多く、大きな声を出していると隣に丸聞こえ…などということも十分にありえます。

狭い
利用者に安く宿泊してもらうために運営コストはできる限り抑えているので、部屋のつくりは簡素で狭い場合が多いです。
最低限の備品しか用意されていない
ホテルにもよりますが、泊まることのみを目的としているため、アメニティ・備品などは必要最低限のものしか用意されていません。
宿泊料金の違い

料金の違いも気になるところだと思います。
最近はビジネスホテルの宿泊料金も安くなってきているので、「ビジネスホテルの方が安いのでは?」と思われる方もいると思いますが、場所や宿泊する曜日、重視する設備などによって料金は変わってきますし、総合的に判断したときにその料金をどう捉えるかによっても「安い」「高い」という考え方は変わってきます。
例えば平日だと、ビジネスホテルは安くても1人3,000〜5,000円くらいですが、ラブホテルは安いところだと2人で5,000円前後で泊まることができる場合もあります。
でも祝祭日前だと、ラブホテルの宿泊料金は平均10,000円前後になるので、安いビジネスホテルよりやや高くなる場合が多いです。
しかし、ラブホテルは基本設備が違います。
ビジネスホテルは基本的には狭く、設備やアメニティも最小限ですが、ラブホテルの多くは広く、いきなり泊まることになっても十分な設備・アメニティが整っています。
また、多くのビジネスホテルはチェックアウトが翌10時くらいですが、ラブホテルは翌12時くらいまでのところが多く、長い時間ゆっくりできる場合が多いです。
この辺りをどう捉えるかによっても料金に対する考え方は変わってくるので、一概に「こちらが安い・高い」と言い切ることはできませんが、個人的には、例えばもしビジネスホテルが1泊1人4,500円×2=9,000円、ラブホテルが1部屋9,000円で同価格だったとしたら、部屋が広く設備も整っていて2人でゆっくり過ごすことができるラブホテルの方がいいなと思ってしまいます。
ラブホテルでセックスするメリット・デメリット
ラブホテルでセックスするメリット

思う存分セックスを楽しめる
セックスすることを目的につくられているので、設備は万全!声や音を気にせず、いろいろなプレイを思う存分楽しむことができます。
ムードがある・興奮度が増す要素がたくさんある
一緒にAVをみて盛り上がったり、鏡張りの部屋で鏡に映る自分たちの行為をみてさらに興奮したり、コンセプトルームでいつもと違うプレイを楽しめたり、などなど興奮度アップの要素が盛りだくさん!
普段消極的な人も、ラブホでならいつもより大胆になれてしまうかもしれません。
アダルトグッズやレンタルサービスでいつもと違うプレイが楽しめる
自宅などでは使いにくいアダルトグッズを使ってみたり、コスプレしてみたり、浴室でローションプレイをしてみたり、普段できないプレイを思いっきり楽しむことができます。
ラブホテルでセックスするデメリット
チェックインのときに周囲の目が気になったり、なんとなく抵抗感を感じる
出入りを他人に見られる恥ずかしさや、ラブホに入るときの「さあ、これからセックスします!」と言わんばかりの空気感、なぜだかわからないけれど感じる後ろめたさ・・・こんな風に感じている方もいるのではないでしょうか。
ラブホは堂々とは入りにくいところがあります。
うっかりすると料金が高くなる
料金体系が複雑なので、「思っていた料金と違っていた!」などということもあるかもしれません。
また、延長料金はかなり割高です。
ついうっかり数秒でも時間をオーバーしてしまうと高くついてしまうことがあるので、退出時間には十分に注意が必要です。
ラブホテルで楽しめるプレイ
ラブホテルは防音設備がしっかりしているので、家やビジネスホテルなどで使うと動作音が気になるアダルトグッズも、思う存分使えます。
また、ローションプレイやソフトSMなど、普段できないようなプレイも楽しめます。
カップルで楽しめるおすすめのアダルトグッズをいくつかご紹介します!
ビジネスホテルでセックスするメリット・デメリット
ビジネスホテルでセックスするメリット

ホテル代を抑えられる
祝祭日前の宿泊の場合、ラブホに比べるとやや安い料金で利用できることが多いです。
また、デイユースという料金システムを利用すればラブホの休憩よりも安く利用できることがあります。
堂々と入っていける
周囲の目線を気にすることはなく、堂々とホテルに入っていけます。
女性からでも誘いやすい
特に女性の場合、自分から「ラブホに行こう!」なんて言うと、なんだか軽い女に思われそうだし、恥ずかしさもあって言いにくい人が多いはず。
でもビジネスホテルなら「今日は疲れたからビジネスホテルに泊まらない?」などと言いやすいので、誘いやすいのではないでしょうか。
ビジネスホテルでセックスするデメリット
声が気になる
壁が薄いので、喘ぎ声が隣の部屋や廊下に漏れている可能性があります。
苦情の電話がかかってきて恥ずかしい思いをすることにもなりかねないので、「つい夢中になりすぎて気づいたら大声を出していた」なんてことにならないように注意が必要です。
激しいプレイができない
声と同様に、盛り上がってきて激しい動きをしたり、アダルトグッズを使っていたりすると、ベッドがきしむ音やアダルトグッズの作動音が響き渡る可能性もあります。
ビジネスホテルで楽しめるプレイ
ビジネスホテルでは大きな音を出したり、激しく動いたりすることはできませんが、工夫次第でいつものセックス+αのプレイを楽しむことができます。
静音性に優れたアダルトグッズを使う
アダルトグッズの中には、パワーを弱めにして布団をかぶってしまえば、動作音がほとんど聞こえないバイブやローターもあります。
そのような静音性に優れたグッズを使用すれば、音を気にせず楽しめます。

立ちバック
セックスが盛り上がって激しくなってしまった時に気になるのが、ベッドのきしむ音。ギシギシという音が隣の部屋や下の階に響いてしまい、セックスしているというのがバレてしまうこともあります。
そんなときにおすすめなのが、立ちバック。
ベッドを使用しなくてもよいので、きしむ音を気にする必要がありません。
ベッドや簡易机に手をついたり、壁に手をついてみたり、場所を変えて楽しむことで、いつもとは違うシチュエーションに興奮度も上がり、盛り上がるかもしれませんよ。
タオルで口をふさぐ

気持ちよくなってくるとついつい出てしまう喘ぎ声。
大きな声を出してしまわないように手で口を押さえていても良いのですが、タオルで口をふさいでしまうという方法もあります。
この方法だと両手を自由に動かせる状態で、タオルが声を吸収してくれます。それにタオルなら口をふさいでも痛くないですしホテルには必ず置いてあるので、すぐに使用することができます。
ちょっとSMチックにもなるので、興奮度も増しておすすめです。
スローセックス
ビジネスホテルでは、スローセックスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スローセックスとは時間をたっぷりとかけて、お互いをいたわりながらセックスそのものを味わう性行為のことです。
これならベッドの軋む音なども軽減されるうえ、心身共に満たされることもできるのでおすすめです。
ラブホテルとビジネスホテルの違い:まとめ
以上が「ラブホテル」と「ビジネスホテル」の違いです。
どちらでもセックスすることはできますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのときの状況や目的に合わせて、使い分けてくださいね。

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