ディルドの使い方と選び方【初心者向け】おすすめディルドや種類、気持ちいいコツを徹底解説！

2024-10-21アダルトグッズ・アダルトグッズの使い方・アダルトグッズの選び方・セルフプレジャー

ディルドは、男性器の形をした挿入を楽しむためのセルフプレジャーアイテムです。

中イキ開発やセックスの練習にも使える優れものですが、ローターやバイブと違って自分で動かして使うアダルトグッズなので、初めての方や慣れていない方にとっては少々ハードルが高いおもちゃでもあります。

そこで、この記事では「ディルドを使ってみたい」「気持ちいい使い方が知りたい」という方に向けて、ディルドの使い方、種類による選び方、初めてでも気持ちよくなれるコツについて詳しく解説します！

おすすめのディルドやカップル・夫婦で楽しむディルドの使い方も紹介していますので、初心者の方はもちろん、ディルドに興味がある方や、カップル・夫婦でのプレイに取り入れたいと考えている方も、ぜひ最後までご覧ください。

ディルドを使うメリット

ディルドには次のようなメリットがあります。

自分好みの絶妙な角度・動きで刺激することができる

ディルドの一番のメリットは、自分で微妙な変化をつけることができることです。

ディルドはバイブのように自動では動かないので、刺激の加減はすべて自分の動かし方次第。

気持ちいいと感じる場所を、自分好みの角度・動き・絶妙な強さで刺激できるので、快感に集中することができます。

音が出ない

ディルドは電動ではないため音が出ません。（電動のディルドを除く）

これは、動作音が出ると困る環境で使用する方にとっては大きなメリットといえます。

また、電池や電源がいらないので、電池切れや充電切れなどの心配がなく、いつでも使用可能な上、購入後のコストもかかりません。

リアルに近い状態で中イキ開発することができる

膣内を刺激して中イキするためには、Gスポットやポルチオなど、膣の中にある性感帯を開発する必要がありますが、自分の指だけでGスポットやポルチオを開発するのはかなり困難です。

そこで中イキの開発にはバイブを使うのがおすすめなのですが、振動やスイングなど、動きがあるバイブばかり使用していると、「バイブでは中イキできるけど、実際のセックスではイケない」という状態に陥ってしまう可能性があります。

「人には再現することができないバイブの動き＝気持ちいい＝中イキ」という状態に慣れてしまうと、「セックスでの男性器による刺激＝気持ちいい」に結びつきにくくなり、なかなか中イキすることができなくなってしまうのです。

これは、『身体（脳）がバイブの振動や動き、形状でイク感覚を覚えてしまう』からです。

でも、機械的な動きがなく男性器の形に近いディルドで中イキ開発をすれば、リアルに近い状態で中イキ開発ができるので、実際のセックスでも中イキしやすい身体になることができます。

ディルドで中イキできるようになれば、パートナーとのセックスでもオーガズムに達する可能性がグンと上がりますよ！

好きな体位で楽しむことができる

吸盤付きのディルドを使えば床や壁に固定できるので、自分の好きな体位でセルフプレジャーを楽しむことができます。

バイブだと自分の手で持っていなければ体勢をキープすることはできませんが、吸盤付きのディルドなら床に固定すれば騎乗位、壁に固定すればバック（後背位）、椅子に固定すれば座位での挿入を擬似体験することができます。

騎乗位やバックなどセックスの練習ができる

セックスで

というような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

吸盤付きのディルドを床や壁に固定して使用すれば、騎乗位やバックときの腰の動かし方や、気持ちよくなれる動きを練習することもできます。

腰の動かし方やスピードによる快感の違いを、自分のペースで何度でも試すことができるので、セルフプレジャーを楽しみながらセックステクニックも向上！

セックスに近い状態でディルドを使えば、パートナーが気持ちよくなるコツも、自分が気持ちよくなるコツもつかめるようになります。

膣の締まりがコントロールできるようになる（膣トレーニング）

膣トレーニングとは、腟や子宮周辺にある骨盤底筋群を鍛えるトレーニングのことで、セックスでの感度アップ、オーガズムの質の向上、尿もれ予防や子宮周辺の冷え予防などに効果があるといわれています。

膣トレーニングにはインナーボールなどの専用トレーニンググッズを使うことが多いのですが、ディルドでも膣トレを行うことができます。

やり方は簡単！

膣トレーニングがうまくいけば、膣内の締め付け感を自由にコントロールすることが可能になるので、自分もパートナーも快感度が増して、満足度の高いセックスができるようになるかもしれません。

ディルドを使うデメリット

膣内への刺激が中心になる

ディルドにはバイブのような電動による振動や動きがないので（電動ディルドを除く）、外イキの使用にはむいていません。

中イキするためには、同時に外からの刺激も必要な人が大半なので、手で外イキできない方はローターかバイブも用意しておいた方がよいかもしれません。

また、「セックス未経験の方」や「挿入系アダルトグッズの経験がない方」がいきなりディルドだけを使っても、気持ちよくなれない可能性がありますし、人によっては痛みや違和感しか感じない場合もあります。

挿入系アダルトグッズに不慣れな方は、「ローター（外イキ経験）」→「バイブ（中イキ経験または使用に慣れる）」→「ディルド」の順番にステップアップしていくことをおすすめします。

バレたときに言い訳できない

本物の男性器を再現したリアルなディルドの場合、どこからどう見てもアダルトグッズなので、誰かに見られたときに言い逃れができません。

見つかったら困る方は、厳重にしっかりと隠しておきましょう。

ディルドの使い方

ディルドの基本的な使い方を紹介します！

順番に１つ１つ説明していきますので、試してみてください。

ディルドを人肌に温める

まずは、ディルドを人肌に温めておきます。

もちろん温めなくても使うことはできますが、冷たいディルドを膣に挿入すると膣周辺の筋肉がこわばって中イキしにくくなる可能性があります。

温めたディルドを使えば緊張を和らぐことによって、精神的にも身体的にもリラックスできるので、オーガズムに達しやすくなるので、おすすめです。

また、人肌に温めて使用することによって、より本物に近い挿入を楽しむこともできますよ！

ディルドの温め方をいくつか紹介します。

温め方１：お湯につける

ディルドが入る大きさの容器に45〜60℃くらいのお湯を張り、ディルドを入れます。

すぐに取り出してしまうと、表面は温かくてもすぐに冷えてしまう可能性があるので、最低でも10分程度はお湯につけておくのがおすすめです。

そうすることで芯まで温まり、しばらくは温度を保つことができます。

温め方２：ホットタオルや電気毛布で包む

熱めのタオルや電気毛布に包んで温めます。

温かいお湯に浸けることができないディルドの場合は、水を使わないこの方法がおすすめです。

しっかりと芯まで温めたい場合は、電気毛布に30分〜1時間くらいは包んでおきましょう。少し時間はかかりますが、お湯ほど高温にならず、温めたらすぐに使用することができます。

温め方３：ホットタイプのローションやコンドームを使用する

お湯で温められない、電気毛布がない場合は、ホットタイプのローションやコンドームを使用するのもおすすめです。

気分を高める

ディルドで気持ちよくなるためには、挿入前に性的興奮度を十分に高めておくことが大切です。

興奮の度合いによって感じ方が全く変わってくるので、まずはエッチな気分になれるように、好みのAVやHな漫画などを見ながら胸や陰部を優しく愛撫するなどして、しっかりと感度と興奮を高めていきましょう。

ディルドを挿入する前にオーガズムを感じておく

身体が興奮して少し濡れてきてもいきなり挿入するのではなく、クリトリスを刺激して先に一度外イキしておくのがおすすめです。（一度でなく数回でも大丈夫です）

オーガズムを感じることで膣内の感度が高まり快感が増すだけでなく、「早く挿入したい、もっと気持ちよくなりたい」という欲求が強まるはずです。

ほかにも、クリトリスをディルドで刺激してみるのもおすすめです。

セックスの時、挿入前に男性器の先をクリトリスに押し付けられたことはありませんか？

押し付けられることにより性的興奮度が高まり、より挿入したいという気持ちを強く感じた方も多いはず。それをディルドで再現します。

ディルドをクリトリスに押し付けたり、ディルドの先をクリトリスに当てて軽くこすってみたり、ディルドの先でクリトリスを軽くタップしてみるなど、自分が気持ちよいと感じる方法で刺激してみましょう。

ディルドを挿入する

膣内が十分に濡れた状態になったら、ゆっくりとディルドを奥まで挿入していきます。

体に力を入れずにリラックスした状態で挿入してください。

挿入する時は、膣内を傷つけないためにも膣内をしっかり濡らしておくことが大切です。

もし少しでも痛みを感じたり、挿入しづらいと感じる場合は、どんなに細いディルドだったとしてもローションの使用をおすすめします。

膣内を傷つけないためだけではなく、しっかりと濡れている状態の方が、挿入した後の快感も感じやすくなります。

挿入したらディルドをそのまま動かさず、しばらく膣になじませます。

しばらくそのままにしていると、だんだんとディルドが膣内になじみ、身体との一体感が出てくるはずです。

ディルド挿入〜なじませているときは、同時に自分が気持ちいいと感じる他の性感帯（クリトリスや乳首）を刺激するのも効果的。

「ディルドが膣内に挿入している＝気持ちよい」と脳が認識し、より感じやすい身体になっていきます。

ディルドを動かす

ディルドが膣なじんだら、最初は浅くゆっくりと動かします。

いきなり激しく動かすのではなく、膣の中でディルドを感じながら少しずつ刺激していくのがコツです。

激しく動かしたらいけないわけではありませんが、これから中イキを開発しようと思っている方は、自分が気持ちいいと感じるところをディルドで押すように刺激する方が、より快感を感じるポイントがわかりやすくなります。

最初はディルドの角度や自分の体勢を変えながら、優しく刺激していきましょう。

徐々に気分が高まり、「もっと動かしたい」という気持ちが抑えきれなくなってきたら、今度は「深く強めにピストンする」「中を掻き回すように動かす」「小刻みに速く動かす」など、自分が気持ちいいと感じる方法で刺激を与え続けてください。

そうすれば、オーガズムを感じることができるようになるはずです。

気持ちいいディルド使い方とコツ

自分の腰を動かす

吸盤付きのディルドの場合、手で動かすのではなく、ディルドを床に固定し腰を上下に動かしてみましょう。

腰の動かし方によりディルドの当たり方がどのように変化するのかがわかるようになりますし、実際のセックスでの腰使いの練習にもなります。

また、腰を８の字を描くように動かしてみると、膣内全体にディルドが触れるので、気持ちいい場所を探しやすくなります。

ディルドにローターを併用する

ディルドだけでは快感を維持することが難しい場合は、ローターを併用するのがおすすめです。

外イキしそうになったらローターを止めてディルドだけの刺激にしてみたり、ディルドでの快感が遠のいてしまったらローターで快感を強めたりしていると、ディルドだけでもオーガズムを感じることができる可能性がグッとあがります。

鏡を見ながらディルドを使う

鏡の前でディルドを挿入してみるのも、興奮度が増しておすすめです。

ディルドで感じている自分の姿を見ることにより視覚的に刺激を受けることができるほか、実際に自分がどのような動きをしているのかも知ることもできます。

さまざまな体位を想定して動く

さまざまな体位を想定して動いてみるのもおすすめです。

擬似体験できる体位	やり方
正常位	仰向けで横になったままディルドを挿入する
騎乗位	吸盤付きのディルドを床に固定し、挿入する
バック 立ちバック	吸盤付きのディルドを壁に固定し、挿入する
座位	ディルドを椅子の座面に固定し、またがるように挿入する

このようにいろいろな体位を想定して動いてみると、よりリアルに楽しむことができ、自分でも気づかなかった意外な快感ポイントを見つけることができるかもしれません。

ディルドを使ってセックスの練習をする

ディルドを使って騎乗位の練習をする

騎乗位は女性の動き方によって、自分だけではなく男性も気持ちよくさせることができます。

パートナーをもっと気持ちよくさせたいと思っている方は、ディルドを使って騎乗位の練習をしてみましょう。

騎乗位の練習をするときは、吸盤付きのディルドを床に固定します。

そして、実際に男性にまたがるときの体勢を意識し、ゆっくり腰を落としてディルドを挿入します。

挿入後は、ディルドを膣内になじませるように前後にゆっくりと腰を動かし、気持ちいいと感じる場所を探しましょう。

前後の動きに慣れてきたら、上下にも動いてみます。

上下に動くときは、膝立ちになるか、膝を立ててM字に脚を開いて動きます。

いきなり激しく動かすと痛みを感じることがあるので、まずはゆっくり動かしてください。

騎乗位で大事なのは腰の動かし方です。上下の動きに慣れてきたら

など、いろいろな動きを試してみましょう。

ディルドを使ってバック（後背位）の練習をする

バック（後背位）の練習をするときは、吸盤付きのディルドを壁に固定します。

固定したディルドに向かってお尻を突き出し、壁に押し付けるように挿入したら、前後にゆっくりと動いてみましょう。

ほかにも、上半身を床につけるように伏せ、腰を突き出すような体勢になったり、何かにつかまって膝立ちの状態になるなどして、向きや角度を変えながら動いてみると、新たな気持ちいいポイントを知ることができるかもしれません。

また、固定する位置を高くすると、立ちバックも練習することができます。

立ちバックを練習する際は、前に何かつかまっておけるものを置いておくと、身体のバランスを保つことができます。

ディルドを使ってフェラチオの練習をする

ディルドを口にくわえれば、フェラチオの練習もできます。

歯を立てないようにディルドをくわえ、たっぷり唾液を含ませて上下に出し入れします。

男性が感じやすいポイントは先端のつるつるしている「亀頭」。

先端だけをくわえたり、舌で裏筋や尿道を刺激したりなど、フェラチオのテクニックをディルドで練習すれば、上手な口の動かし方や加減がわかってきます。

カップル・夫婦で楽しむディルドの使い方

ディルドはカップルでも楽しむことができます。

楽しみ方は人それぞれなので「これが正解」という使い方はありませんが、一例をご紹介します。

前戯でディルドを使う

前戯のときにローターをクリトリスに当てながらディルドを挿入したり、クンニしながらディルドを挿入すると、より強い快感を得ることができます。

また、そのまま外イキ、または中イキする姿を見てから男性器を挿入すれば、お互いの興奮度も感度も増して、より気持ちよくなることができます。

ディルドを使って擬似3Pを楽しむ

「ディルドを挿入しながら男性器をフェラチオ」「ディルドをフェラチオしながら男性器を挿入」すれば、3Pしているかのようなシチュエーションを楽しむことができます。

ハードに責められたい（ハード責めOKな）女性や、3P願望がある男性におすすめです。

目の前でディルドを使う

パートナーの前でディルドを挿入すれば、見るのも見られているのも興奮するうえ、より本物が欲しくなって、挿入したときの快感がより強くなります。

マンネリ化していたセックスも盛り上がるのではないでしょうか。

ディルドの種類による選び方

ディルドは、シンプルなアダルトグッズだからこそ、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

自分に合わないディルドを使うことは「気持ちよくない」ということにもつながります。

「選び方がわからない」という方に向けて、ディルド選びのポイントを以下にまとめました。

長さ・太さ（サイズ）の種類による選び方

ディルドを選ぶときに重要なポイントは、太さ（直径）と長さです。

特に太さは最も重要です。

ディルドの挿入で痛みを感じる場合、どの段階が一番痛みを感じるかというと、奥を突いたときではなく、挿入する瞬間です。

ディルドが太すぎると痛みが優先されて気持ちよくなれなかったり、挿入できない可能性がありますし、かといって細すぎても気持ちよくなれません。

このことから、長さより太さの方が重要になります。

ディルドが初めての方は、最初から大きいサイズのディルドを選ぶと、痛みを感じることがあるので、まずは小さなサイズ〜標準サイズを使用し、慣れてきて物足りなく感じてきたら大きめのサイズを試してみるようにしましょう。

とはいっても、自分の膣のサイズを測ることはできませんし、ディルドが初めての場合、「どのくらいのサイズが自分に合っているのかわからない」という方が大半だと思います。

ですので、まずは「日本人男性の平均ペニスサイズを参考に選ぶ」もしくは「パートナーのサイズを参考に選ぶ」ことをおすすめします。

おすすめサイズの目安

初心者 小さめ 細め	初めてディルドを使う方、セックス未経験の方
	長さ：11cm前後 太さ：3cm以下

中級者 標準	アダルトグッズ使用経験がある方、セックス経験者
	長さ：11〜15cm程度 太さ：3〜3.5cm程度

上級者 長め 太め	膣が広め・長めだと感じている方、大きなサイズを求めている方
	長さ：15cm以上 太さ：4cm以上

膣の大きさや長さには個人差があるので、必ずこのサイズにしておけば大丈夫というサイズはありませんが、上記「日本人平均サイズ＋おすすめサイズの目安」の両方から考えて、基本的には「直径は3cm程度」「長さは13cm～15cm程度」のディルドを選べば、まずは間違いないと思います。

サイズ別おすすめのディルド

初心者向け・小さめ［ Sサイズ ］

中級者向け・普通［ Mサイズ ］

上級者向け・太め［ Lサイズ ］

硬さ（素材）の種類による選び方

ディルドを選ぶ際には、硬さ（素材）も重要なポイントです。

素材によって挿入感にかなり違いがあるため、自分の理想に近いものを選ぶ必要があります。

より男性器に近い感触や温度を求めるなら、シリコンなどの柔らかくヒヤッとしない素材がおすすめです。

特に初めての方は、柔らかい素材のほうが挿入時の負担が少なくすみます。

吸盤付きのディルドで騎乗位などの体位を楽しみたい、練習したい、自分で腰を動かして使用したいという方は、安定感があり挿入しやすい、やや硬めの素材の方が良いかもしれません。

なかには、表面は柔らかいシリコン素材できていて、芯の部分は硬めで安定感のある二重構造のディルドもあるので、用途や予算に応じて自分に合う素材を選ぶようにしましょう。

ポリ塩化ビニール素材のディルド

弾力はシリコンよりわずかに硬めで、ツルツルとした感触が特徴の素材です。

挿入時の感触が実際の男性器とは異なるので、ディルドが初めての方には違和感を感じるかもしれませんが、慣れればこちらのほうが好みになる人もいるようです。

低価格なものが多いので予算重視の方にも良いかもしれませんが、「独特の臭いがする」「熱に弱い」「ホコリがつきやすい」などといったデメリットもあるので、注意が必要です。

シリコン素材のディルド

ディルドに一番多く使われている素材がシリコンです。

シリコンは、アダルトグッズ全般でも主流の素材となっています。

ほどよい硬さと弾力、プニプニとした感触が特徴で人肌に近い素材なので、勃起した状態の男性器に近い弾力で挿入を楽しむことができます。

嫌な臭いもなく、膣に馴染みやすいのも、シリコン素材の良いところです。

エラストマー素材のディルド

エラストマーはシリコンの一種で、ほどよい弾力性や人肌に近いプニプニとした触り心地、やさしい質感が特徴。

実際の男性器を挿入したときに近い感触を得ることができます。

また、エラストマーは医療用としても使われている安全性に優れた素材で、ゴムなどのようにアレルギーがないことや、優しいフィット感を味わえることからも、多くの女性の支持を得ていますが、他のディルドよりはやや割高になります。

形状（見た目）の種類による選び方

ディルドの形状（見た目）は大きく分けると「リアルディルド」と「デフォルメディルド」の２つに分けられます。

リアルディルド

ディルドで一般的なのは、男性器がリアルに再現されている「リアルディルド」です。

ほとんどの商品に吸盤が付いているので、床や壁に貼り付けて楽しむことができます。

また、本物の男性器に近いことから、セックスの練習にもぴったりです。

デフォルメディルド

「凹凸がない」「逆に凹凸が激しい」「ツルツルとしたシンプルな棒状」などといった、リアル感がない形状のものが「デフォルメディルド（非リアルディルド）」です。

本物の男性器とは違う形ををしているので、挿入感も実際の男性器とは異なります。

デフォルメディルドには、見た目やカラーがシンプルでかわいいものが多く、一見アダルトグッズと分からないような商品もたくさんあります。

気軽に使うことができるので、リアルな見た目が苦手な方や抵抗がある方、挿入系のアダルトグッズが初めての方には、デフォルメディルドがおすすめです。

特殊形状ディルド

どちらにも分類されない「特殊形状ディルド」もあります。

特殊形状ディルドは、より刺激を強めるためにイボイボがついていたり、溝が掘られていたりなどの加工がされています。

このような特殊な加工が施されているディルドは、初めての方にとっては本物の男性器とは違う違和感から「加工が痛くて邪魔になる」ということもあるので、ディルドに慣れている方や、普通のディルドでは物足りない方など、中級者〜上級者向けのディルドになります。

吸盤の有無（壁や床に固定できるかどうか）による選び方

ディルドには、壁や床に固定して使うことができる吸盤が付いているものと、付いていないものがあります。

「手を使わずに自由に動きたい」「騎乗位やバックなど色々な体位を練習したい、楽しみたい」という方は、吸盤付きのディルドを選びましょう。

機能による選び方

なかには次のような機能が付いたディルドもあります。

電動ディルド

多くのディルドには、振動やスイングなどといった電動で動く機能がついていませんが、なかにはスイングやピストン、振動、温熱機能などを搭載している「電動ディルド」もあります。

多重成形ディルド（二重成形・多重構造・二重構造）

多重成形ディルドとは、硬さが異なる2種類の素材を使って作られているディルドのことで、「多重構造ディルド」「二重構造ディルド」とも呼ばれます。

例えば、「表面は柔軟性がある素材、中は硬い素材」「先端部分は柔らかく、竿部分は硬い」といったように作られています。

異なる2種類の素材を組み合わせることで、よりリアルな挿入を感じられるのが多重成形ディルドの魅力です。

フレキシブル

フレキシブルタイプのディルドは、ネックが長めで自由自在に角度を調節することができます。

シンプルな形状のものが多く、微妙な角度も調整できるので、Gスポットやポルチオをピンポイントに刺激したいときにも向いています。

双頭ディルド

両端どちらからでも挿入することができるディルドのことで、ダブルディルドとも呼ばれています。

膣とアナルの両方同時に挿入できたり、二人でお互いのアナルに挿入し合ったりすることができます。

価格による選び方

ディルドはシンプルで低価格なものから、細部にまでこだわった高価なものまでバリエーションが豊富です。

高価になればなるほど品質に優れていることが多く、長期間にわたって快適に使用できる可能性がありますが、まずは自分に合ったディルドを見つけることが最優先です。

ディルドが初めての方は自分の好みや適合性を確認するためにも、まずはお手頃な価格帯のディルドから使ってみることをおすすめします。

ディルドはどこで買う？おすすめの購入先

ディルドの購入には、アダルトグッズを専門に取り扱っている通販サイトの利用がおすすめです。

アダルトグッズ専門の通販サイトなら、取扱商品数が豊富なうえ、種類やサイズごとに細かくカテゴリー分けされているので、ディルドを初めて購入する方でもスムーズに選べます。

ディルドの「種類が豊富、選びやすい、女性でも利用しやすい」ことを重視したおすすめなアダルトグッズ通販サイトは、以下の３サイトです。

ディルドの購入におすすめなアダルトグッズ通販サイト

ショップ名	女性向けアダルトグッズ通販ラブトリップ
商品の 品揃え	男性向け	starstarstarstar_borderstar_border3
	女性向け	starstarstarstarstar_border4
	オリジナル 商品	starstarstarstar_borderstar_border3
特徴	女性スタッフを中心に運営するアダルトグッズ専門店の通販サイト。女性視点の商品説明が多く、商品レビューも圧倒的に女性が多いので、女性はもちろん、女性の使用感を知りたい男性にも参考になります。女性でもとっても利用しやすいですよ！
送料	全国一律590円 5,000円（税込）以上で送料無料
ラブトリップ ディルドページはこちら

ショップ名	アダルトグッズのNLS
商品の 品揃え	男性向け	starstarstarstarstar_border4
	女性向け	starstarstarstarstar_border4
	オリジナル 商品	starstarstarstarstar_border4
特徴	バレない対策万全！創業20年の販売実績があるアダルトグッズ専門の通販サイト。男性向け・女性向けグッズ共に取扱商品数が豊富な人気店です。独自の商品説明やレビューも充実していて、とても利用しやすいショップです。取扱商品数が豊富なので、ディルドの種類もとても豊富ですよ。
送料	日本郵便：全国一律590円／ヤマト運輸：全国一律840円 5,000円以上で送料無料（ヤマト運輸は送料200円）
NLS ディルドページはこちら

ショップ名	大人のデパート エムズ
商品の 品揃え	男性向け	starstarstarstarstar_border4
	女性向け	starstarstarstarstar_border4
	オリジナル 商品	starstar_halfstar_borderstar_borderstar_border1.5
特徴	関東圏内に５店の実店舗があるアダルトグッズ専門店の通販サイト。男性向け・女性向けグッズのバランスがよく、商品説明やレビューも充実。利用しやすいショップです。ディルドのカテゴリ分けが細かいので、自分にあったディルドが見つけやすいところがエムズの良いところです。
送料	ゆうパック：全国一律780円／ヤマト運輸：全国一律580円／佐川急便：全国一律480円 5,000円以上の購入で送料無料（佐川急便・店頭受取のみ）
エムズ ディルドページはこちら

「アダルトグッズ・ラブグッズ通販おすすめサイト7選」でまとめている通販サイトもおすすめです。詳細は下記ページにまとめていますので、参考にしてください。

オリジナルディルドを作る方法

なんと！パートナーまたは自分のペニスを型にとってディルドにできる「オリジナルディルド制作キット」も販売されています。

価格はやや高めですが、できあがったディルドには感激すること間違いなし！

２人で一緒に盛り上がるのも楽しいと思いますが、女性のなかにはセルフプレジャーの際にパートナーのことを思い浮かべる人も多いので、男性がこっそり先に作っておいてプレゼントするのもおすすめですし、逆に女性がサプライズで制作キットをプレゼントするのもおすすめです。

ウケ狙いでも、案外喜ばれるかもしれませんよ。

ディルドをより安全に楽しむための準備

ディルドにコンドームをつける

ディルドはコンドームなしでも使えますが、コンドームを装着すると次のようなメリットがあります。

ディルドは膣内に挿入して楽しむアイテムなので、雑菌が膣内に入ってしまい炎症などのトラブルが起こる危険性を防ぐためにもコンドームを装着し、膣やデリケートゾーンに直に接触しないようにしておいた方が安全です。

ディルドにコンドームを使用する場合は、あまりコストをかけないようにするためにも、大容量・低価格のコンドームがおすすめです。

ディルドにローションをつける

ディルドはローションなしでも使えますが、ローションを使うとこのようなメリットがあります。

ローションを使用すると摩擦が減り、より安全にディルドを使うことができます。

また、ローションを使った方が感度も上がり、中イキしやすくなります。

ディルドを使用するときの注意点

無理に挿入しない

ディルドを無理に挿入すると、膣内を傷つけてしまう可能性があります。

十分に濡れてから挿入するか、ローションを使用しゆっくりと挿入するようにし、少しでも痛みを感じたら中断するようにしましょう。

激しく刺激しすぎないようにする

ディルドを深くまで挿入すると、簡単に子宮の入口まで到達してしまう人もいます。

子宮に到達した状態で激しく動かすと、刺激により下腹部痛などのトラブルを引き起こす恐れがあります。

また、あまりにも激しい動きでピストンなどをすると、吸盤の性能によっては固定がズレてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

必ずお手入れし、清潔に保つようにする

デリケートゾーンに使うアダルトグッズ全般に言えることですが、性器周辺には雑菌が多いのでお手入れを怠り不衛生な状態だと、膀胱炎などの炎症を起こす可能性があります。

使用後は洗浄・乾燥・消毒を行い、清潔な状態を保つようにしましょう。

また、購入して初めて使用するときも、洗浄・消毒等をしてから使うことをおすすめします。

ディルドのお手入れ・保管方法

水洗い可能なディルドのお手入れ方法

１. ぬるま湯で汚れを落とす

人肌程度のぬるま湯で優しく手洗いし、表面の汚れを落とします。

ブラシやたわしでゴシゴシとこすったりすると、素材によっては傷ができてしまい、そこに汚れがたまったり雑菌が入り込む可能性があります。

手で汚れを落としにくい部分は、やわらかめのスポンジやガーゼ、綿棒などを使って汚れを取るようにしましょう。

２. 石鹸やハンドソープで丁寧に洗う

汚れを落としたら、石鹸やハンドソープでで丁寧に洗います。

３. 水気を取る

ティッシュやキッチンペーパー、柔らかい布などで、こすらず水気だけを拭き取ります。

衛生面にこだわる方は、水気を取った後に下記のような専用のクリーナーやUV除菌システムでケアすると、より清潔に保つことができます。

４. 風通しの良い場所でしっかり乾かす

しっかりと乾かすことは、一番重要なポイントです。

濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖する原因になってしまいます。

また、湿気はディルドの劣化を早める原因にもなります。

直射日光があたらない風通しの良い場所で、しばらく乾燥させてください。

「家族と同居していて乾かしておくような場所がない！」という方は、ディルドをタオルで包み、優しく水分拭き取ります。

しっかりとタオルで水分を吸収させ水気がない状態になったら、専用のケースなどにしまっておきましょう。

水洗い不可なディルドのお手入れ方法

１. 汚れを拭き取る

湿らせたタオルやアルコールを含んだペーパー、専用スプレーやクリーナーなどでしっかりと汚れを拭き取ります。

２. 除菌する

除菌スプレーや除菌効果のあるウェットティッシュなどで除菌します。

ディルドの保管方法

ディルドの保管場所に最適なのは、直射日光に当たらず、高温多湿にならない場所です。

そのまま剥き出しの状態で保管すると、埃などが付着してしまい衛生的にもよくないので、袋や箱に入れて、他の素材と密着しないようにして保管しましょう。

ディルドの表面がシリコン素材の場合は、収納に使用する袋などの素材がビニールやプラスチックだと融着してしまう恐れがあります。融着を防ぐためにも、不織布の袋に入れてから保管することをおすすめします。

ディルドの使い方・種類・選び方：まとめ

ディルドは難易度が高いアダルトグッズのように感じるかもしれませんが、慣れれば自分のペースでじっくりと膣内の性感帯を磨くことができる優秀なアイテムです。

記事を参考にぜひディルドを楽しんでみてくださいね。